('05/02/11金) 「マントンのレモン祭り」からの続きです。
Bonjour & Aloha ♪
イタリア ~ フランス 「カーニバルを巡る10日間の旅」 の最後がニースでした。
ニースでは3泊。
「ニースのカーニバル」の前にニース周辺を見学
「マティス美術館」「鷹の巣エズ」と「モナコ」と日程が組まれています。
「マティス美術館」は丘にあります。
シミエ地区の丘にある、とても広い公園の中を歩いて行く・・・
木に登ってお喋りしている風景に・・・ほの♪ ぼの♪
穏やかな空気・・・
ローマ時代の闘技場の遺跡でしょうか?
「マティス美術館」1963年に開館
上の建物から入館します。
マティス美術館の入り口近く・・・ 窓の回りに 「騙し絵」 ♪
建物は古くても、設備は近代的
残念ながら 美術館内部は撮影禁止でした・・・★
「マティス美術館」の↑ ガイドブックが見つかりましたので
ガイドブックから御紹介致します。
( 美術館内、作品画像は、ニース・マティス美術館コレクションガイド参照 )
マティス美術館内を訪れる人が少なく
館内に入ると人が居ないので
全くガイドブックの写真と同じ様な光景の中で ゆっくり鑑賞する事ができました。
" 祭務 " を原作とする静物 (パリ 1893年)
「マティス」も「ピカソ」も年齢にしたがって抽象的な画風になり、集大成に到る。
「ロカイユ様式の肘掛椅子 1946年 」
絵のモデルになった椅子本体も展示されていました。
Polynesie-La Mer ( ポリネシア ・ 海 ・ 1946年)
タヒチ旅行の後、豊かな植物相と太平洋の島々の動物相
特に色彩溢れる礁湖の思い出に影響されたマティスは、白い鳥を切り抜き
パリのモンパルナス通りのアパートのベージュ色の壁に貼った。
マティスは光に魅せられた。
ポリネシアの海と空の関係に覚えた感情を、作品に魚と鳥を混ぜる事で表現した。
( ニース・マティス美術館コレクションガイド参照 )
マティスが設計した、 可愛らしい「ロザリオ礼拝堂」教会がヴァンスにあります。
(4年前、行きました時のフィルムが見つかりましたら後日公開いたします。)
アンリ・マティス 1986年12月31日生まれ。
私は、いつも自分が払った努力の跡を隠そうとしてきた。
私の作品には、そこにつぎ込まれた労の一片たりとも見えることなく、
軽快さと春のきらめきが感じられることを望んできた。
アンリ・マティスがヘンリー・クリフォードへ宛てた書簡より 1948年2月
ロザリオ礼拝堂の仕事を仕上げたばかりの1954年
作品を市に寄付した直後に死去。
こちらが出口
階段を上がって、また、公園の中を歩いてバスの停車場所まで戻ります。
フランスの 何処の田舎町の公園でも見かける、この風景・・・
女性ばかり12人が歩いているので
ムッシュの皆さんニコニコ「ボンジュ~ル♪」と、楽しそう♪
☆
日本と逆で、ヨーロッパのムッシュの皆さん、外で集まる習慣がある様な・・・?
多分、古来から「男性、1人1人に町や国を守る使命がある事への自覚」?
「国造り、守り」国民1人1人の繋がりが大切な事を、しっかり受け継いでいる?
珍しく、木馬の無い近代的なメリーゴーランドです♪
フランスを歩いていると
必ず出会う子供達の課外活動
そして、いつも引率者は、最低3人は居ます。
アクロポリス国際会議場
↑ のんびり、酔っ払い(?)ムッシュお昼寝タイム?
その後ろは ポリス・カーばかり。
港に停泊している 豪華クルーザー♪
☆
ヨーロッパ人はお金持ちが多いような気がします・・・?
基本的な生活が、流行を追わない物を大切にする倹約家、それだけでは無く・?
おっと、直ぐこんな話になってしまいます★
人にとって何が大切なのか、を自然に教育されている。
子供にとって、両親が働いていて一緒に遊べないない事は、とても寂しい。
働く時は働き、長期休暇では 思いっきり遊ぶ ♪
我慢する事も大切
☆
国家が何を大切にしているのか?
人は何を大切に生きるべきか・・・。
学校、社会の中で子供達は大切な事を学びながら成長する。
人々への偏見も無く
何時の日か両親、周りの大人達を人生の先輩として尊敬し始める。
フランスは結婚の際
それぞれの財産をどうするか、を決めなくてはいけないそうです。
つまり「お互い経済的基盤を持っている大人同士が結婚する」事を
前提としている訳です。
保育園は、両親の年収に関わらず無料。
これは、ある意味、国が既に子供達に対して
社会的平等教育を始めている事の現れなのでは? と、思いました。
今、日本に必要なのは「ナポレオン」なのかも知れない・?
ちょっと、言い過ぎたかな?
海岸沿いを通り
車窓から海を見ながらの走行・・・気分、最高 ! ☆
高台へ ・・・
ここも、ニースに来ると、必ず訪れる場所です。
港、小高い森(城跡) の向こう側が、宿泊しているニース。
海を見下ろす高台には、素敵な邸宅 (別荘) ばかり・・・。
「イタリア~フランス・カーニバルの旅」・・・つづく
Merci & Mahalo ♪ hanasaki