★オランダ、オッテルロー「クレラー・ミュラー美術館」①/ 4「ゴッホ・デッサン展」ゴッホの森内
Bonjour & Aloha ♪
女性ばかり8人と、女性限定なのに何故か男性ツアコン君、計9人
「オランダ芸術物語」ツアー
前項からの続きです♪
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今日の日程は、アムステルダム → オッテルロー → ユトレヒト → アムステルダム
ホテルのダイニングで朝食を済ませ
午前9時出発 (集合時間は無し)
大型バスに乗り込み、オッテルローへと向かいました。
オッテルローの「ゴッホの森」に入り
「クレラー・ミュラー美術館」の前に到着しました。
「ゴッホの森」に入る時には、森の入口らしき垣根を見ました。
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赤い鉄骨は「マーク・ディ・スヴェロ」の作品「K-piece」
こちらの小父様は?
小父様の直ぐ横に「K-piece」の案内表示・・・?(詳細は判り次第、後日に)
Mark・Di・Suvero
1933年、中国上海 生まれ
1941年アメリカへ移住、両親はイタリア人・・・イタリア系アメリカ人
「クレラー・ミュラー美術館」は
夫アントン・クレラーと共に1907年~1939の間に約11,500点もの美術品を購入。
20世紀における個人コレクションとしては最大級のもののひとつとされているそうで
ヘレーヌ・クラレー・ミュラー女史(1869年~1939年)が生涯を捧げた事業でした。
現地日本人女性ガイドさんからの解説では波乱万丈の様子でした。
1938年7年13日
「国立クレラー・ミュラー美術館」としての扉が一般に開かれたそうです。
フィンセット・ファン・ゴッホの有名な作品は子供の頃から観ています。
でも、今回、丁度「ゴッホのデッサン展」
ゴッホのデッサンは観た事がないので嬉しい
ゴッホの所蔵作品がありますが
どれも、何となく、額と作品が合っていない様な・・・?
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ゴッホの明るい色彩の作品
「ピンクの桃の木」(1888年3月作「マウフェのかたみ」)
初めて観る作品です♪
私は、この絵の絵葉書ばかりを5枚買ってしまいました
なんとなく、水彩画の様な・・・?
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「美術館・解説書」
「マウフェ」とは、ゴッホの従妹の夫(画家)で
ゴッホに油彩と水彩の技法を教えてくれた人。
果樹園で 桃の木を描いていて、この絵を抱えて帰宅すると
マウフェが亡くなった知らせの手紙が届き
この絵をマウフェに捧げようと決めたそうです。
弟、テオ宛ての手紙には
「・・・マウフェを憶うには、何か優しくて朗らかなものがいい
まじめで堅苦しい習作はだめだ。」と書いてあったそうです。
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ゴッホは、お金になる様なものを描いていない
何か考えがあって庶民の生活等を描いていたのでは?
写真業界には
「写真家」
「カメラマン」
「フォトグラファー」
仕事として撮影目的、対象物の内容によって撮影者業種の名が異なる・・・?
昔の画家は?
宮廷画家、風刺画家・・・
写真業界に例えたら、ゴッホは?
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ゴッホが色々な人々へ宛てた手紙の内容を知ると
ゴッホは、私が子供の頃から知らされていた性格とは違っている。
ゴッホは、先(将来)の事も考えていて、自殺をする様な孤独な人ではない。
やはり、心優しいゴッホは、嫉妬や妬みによって殺されたのかも知れない。
ピストルも見つかっていないのに
あの時代だったから簡単に「自殺」と、処理されてしまったのでしょう・・・?
時には、ふと、中庭が現れて・・・気を休め ♪
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次項②「ゴッホ・デッサン展、その時代の写真」へ・・・つづく
Merci & Mahalo ♪ hanasaki