★ニューヨーク・一人旅・・・帰国の日
(「ニューヨーク1人旅滞在記」の先頭は2009年1月28日です)
Bonjour & Aloha ♪
「ニューヨーク1日観光⑭」からの続きです。
☆
いつものように、午前12時頃に起床。
バスルームへ向かうと
ドアーの下に差し込まれたA4程の紙が目に入った。
取って見ると、それはチェックアウトの明細でした。
チェックアウトの方法等が記載されていて、ハワイのホテルと同様
ニューヨークのホテルでもフロントへ行かなくても
TV画面でチェックアウトが出来る。
TVを見ながら朝食の支度
コーヒーを入れて、イチゴを食べたり etc・・・
最後のシャワーを浴びて、荷物を整えて・・・
忘れ物が無いか、引き出し等の中を再チェック。
今までは、ホテル内サービス利用の支払を済ませる為に
フロントでチェックアウトをしていましたが、今回は請求金額が0。
TVでチェック・アウトをする事にした。
カード・キーは、部屋に置いてアウトする事にして
キー2枚をデスクの上へ・・・
全て、良し! ☆ 完璧 完璧
☆
まだ、午前7時。
「ちょっと8階に降りて、ホテル・ロビーに有るお店でも、見に行って
みよ~っと!」と、浮かれた気分で部屋を出た・・・
「ガ・チャ・リ★」・・・「あ!★」
ドアーが、いつもと違って「ハイ★ 完全に閉めました、もう、入れません★」
とでも言う様な、重い音だった。
ドアーが閉る音と同時に気が付いても、どうにもなりません。
完璧に カード・キーをデスクの上に置いて、出てしまったのですから
☆
「キャ~
★ こんな時、なんて言うんだったぁ~
」
・・・ちょっとパニック状態。
英文メモは?
もう、帰るからしまっちゃって部屋の中
・・・バニック状態で頭の中は真っ白。
「どうしよう?」 と、思った瞬間
「アイ・レフト・ザ・キー・イン・マイ・ルーム」と天の声が、ささやいた。
個人旅行の一人旅、最後の最後にちょっとした気の緩みが出てしまった・
あぁあ~! ★ 一人旅で、こんな失敗は初めて。
「どうせ8階ロビーへ行くつもりだったのだから♪」とは思いつつ
・・・少々落ち込んだりして★
フロントへ行くと、美しいフロント・ウーマンが1人だけ居た。
片言英語で話し、部屋番号と名前を尋ねられた。
フロントで、待つ人が誰も居なくて良かった!☆
お礼を言うと、「ハバ・ナイス・デ~♪」と、優しい微笑みでカード・キーを手渡してくれた。
1人なのに、カード・キーが3枚。
午前8時半に、送迎専用車が迎えに来ます。
既にTVでチェック・アウトを済ませていたので
デスクの上に、3枚目のカード・キーを置き
ポーターは呼ばず、8時10分
自力でスーツケースを押し、キャリーを曳いて部屋を出た。
ニューヨークに到着時、専用送迎のドライバーさんが、ちょっと変わった人
だったので、帰国の送迎集合場所も疑問。
集合場所の記載は「ホテル玄関前」になっている
しかし、到着送迎ドライバーさんは「玄関前には駐車ができないので
帰りもスター・バックス前の通りになります。」と、話していた。
いったい どっちが正しいのやら・・・?
寒いので、どちらの場所でも見えるホテルの出入り口付近で、送迎車を待つ事にした。
↑ ホテル内から、スターバックス前の通りを見ているけれど・・・?
集合時間の8時半になっても 来ない!★
ホテル玄関付近には、日本人は私だけしか居ないから判るはずだし・・・?
☆
8時45分になっても、日本人のドライバーらしき人も見かけない。
「こりゃぁ~送迎をスッポかされたかなぁ~? ★」
とりあえずホテル内から出て、玄関前を見渡し
スターバックス前の方にも行ってみた。
全く、日本人の気配を感じない。
「オフィスに電話をしようか?、タクシーで行こうか?」 あれこれと考えた。
「電話している時間は無い、しょうがないからタクシーで行こう!」
決心をして、玄関前へ向かい動き始めた・・・と、その時!☆
急に私の前に、ニコニコ笑顔で「〇〇さんですか?」と、私が着ているコートと
似た様な、真黒なエナメル調のコートを着た日本人青年が現れた。
☆
青年「青いバン、そこにず~っと停まっていたでしょう?♪ 部屋へも行きました。」
そう そう、ホテル玄関前を過ぎて、車体がスターバックス前の通りに向かい
中途半端な位置に濃紺のバンがず~っと停まっていたのです。
「あのバン、おかしな所に駐車しているなぁ~」と、思っていた。
私の居た位置も、丁度、死角だったのかも知れません?
青年も彼なりに、てんてこ舞いしていたのですね? ・・・反省★
ともかく、良かった♪ 良かった~♪ セーフ! ☆
私は笑いながら「最後にやられちゃったかと、思ったぁ~♪ ・・・」
ニューヨーク到着時のドライバーさんが言った事等を 話し
そして、空港に着くまで色々な話をした。
青年ドライバーさんとの会話をしている中で
彼が、世界での「アメリカ」の役割を尊重し
アメリカで希望をもって生活している事が伝わって来た。
空港に着き、荷物を降ろすと
「車を駐車場に置いて来ますので、ロビーに入って待っていて下さい。」と
青年ドライバーさんは駐車場へ。
あ!★その直後、コンパクト・デジカメのケースを、車内に忘れた事に気が付いた。
普通に売られている製品だったら、申し訳ないので諦めるのですが・・・
キャノン直売の限定数製品だったので
再び駐車場へケースを取りに行って頂く事に・・・。
全日空チェックイン・カウンター
長蛇の列に付き、並んでいると、青年ドライバーさんはデジカメのケースを手に
戻って来てくれました。
彼は、常に笑顔を絶やさず
ニューヨーク到着時のドライバーさんの応対とは、全くの正反対。
☆
チェックインには、だいぶ時間がかかりそうなので
「ありがとうございました♪ もう、大丈夫ですから
お茶でも飲んで休んで下さい♪」と、少しばかりのお礼を手渡した。
青年「ありがとうございます♪ まだ、大丈夫ですから~♪
・・・居られるのが嫌ですか♪?」
「嫌ですか?」と、尋ねられても~★
私と同じ様なコートを着て、見た目、親子か親戚関係の様に見える。
我が家の若い男子(甥)達とは違い、とても清々しくて良い青年でした。
帰国時、個人専用送迎車の仕事内容が、航空会社チェックイン手続きまでなので
チェックインした所まで見届けたかったのかも知れません。
☆
全日空のチェックイン・カウンターには日本人の係員も居て
何かあった時でも安心! ☆
日系の航空会社利用で無い時は、個人専用送迎車のドライバーさんだけが頼り☆
ホテルの集合場所では、色々とあって 時間が過ぎてしまい
迎ドライバー・ガイドの青年にはブレイク・タイムにして欲しい、と 思った。
専用送迎車の、親切な青年ドライバーさん♪
現地「あっとニューヨーク」のスタッフの皆様、
大変、お世話になりました、ありがとうございました。
チェックイン・カウンターで特に問題がなければ
殆どがアメリカ人担当のカウンターになる。
個人旅行は、座席指定なので、こちらからの希望を英語で言う必要も無く
挨拶程度でOK!☆
☆
団体旅行では、旅行会社での座席指定枠があるので
希望の座席を言うと叶う事がありますから
座席を英語で言える様に準備をしておくと良いです。
☆
フリー・パック・ツアーでは
ガッカリ度を抑える為に、希望を言っても叶わない事を前提に。
全日空の発着ターミナルは、ゲート数が少なく、利用乗客数が少ない。
お買い物をしている人は、あまり見かけない。
いつも、機内で食べるスナックと、日本に到着後、成田エクスプレス内でも
食べるスナックをターミナル内の売店で買います。
アメリカの空港ターミナルの売店には、色々な種類の小袋スナック菓子が
揃っているので、ここでのお買い物も、楽しみの1つ ♪
↑ 全日空のお隣さんゲート。
アジア系・・・多分、韓国?
外は雪が降り始め、機体に段々と雪が積もって来ました。
?・・・心配性の私は「飛べなくなったら、どうしたらいいのか?」なぁ~んて
大雪でも無いのに真剣な顔でマジマジと機体を見つめて思ったり。
ここのゲートでは、我が国、全日空の機体が見えないのです。
窓際に近付き、他国の機体をマジマジ見ている自分が
・・・? 何となく妙な感じに思え・・・
同じアジア系であっても、「自国の人間ではないぞ!」と、言う様な視線も感じた。
冷たい視線の中から退散! ★
あぁあ~! もう日本へ帰国
まだまだ色々な所を見たいのに~。
よし!☆ 年が明けたら、また、ニューヨークに来よう ♪
次回は、なるべくセントラル・パーク近くのホテルにしたい!
2008/12月 ニューヨーク・一人旅・・・無事に終了
Merci & Mahalo ♪ hanasaki
「Bonjour & Aloha」を御覧頂きまして、ありがとうございます。
定期的に御覧頂いていました皆様方には、色々な事情により
スムーズに掲載が出来なくて大変 申し訳ありません。